2024.11.28
東京都では、「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都内で新車販売される二輪車を2035年までに100%非ガソリン化することを目指しています。
このたび、二輪車の非ガソリン化に向けた先駆的取組「e-モビリティ等利活用促進事業」の一環として、都が支援するe-モビリティ体験サービスを開始するため、国内初の常設型eモビリティ体験施設「eモビリティパーク東京多摩」をオープンします。
近年様々な種類のeモビリティが登場しており、今後も種類や販売台数が増えていくことが予想されています。そのようなeモビリティを試乗、体験することができる施設として、16歳以上の若年層から高齢者まで幅広い層が気軽にeモビリティに触れられる機会を提供いたします。
さらに、最新モデル、免許不要な車両など20種類以上の多種多様なラインナップを乗り比べできるため、eモビリティの楽しさを知っていただき、具体的な生活への活用イメージを膨らませる場として活用いただけます。
当施設では、20種類以上のeモビリティを気軽に体験していただけます。16歳以上かつ免許不要で乗車ができる特定小型原動機付自転車のほか、通勤通学、配送等に活用できる原動機付自転車、趣味で楽しむ普通自動二輪など様々なモデルを多数展開しています。
また、体験できるだけでなく、各車両区分に応じた交通ルールやマナーを学べる講習も実施します。体験走行エリアには坂やグレーチングなど、実際の道路環境に近い障害物を設置し、街中での走行に近い体験走行を可能にしました。
公道では自身の安全への心がけだけでなく周囲への配慮も重要であり、自己責任のもとで安全に利用する意識を育むことが求められます。
こうした観点から、楽しさや気軽さに加え、安全と責任を両立できる環境作りを目指し、車両選びの段階から安心してご利用いただける体制を整えています。